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ミニ・ツアー

来週は三つのバッハ演奏会があります。

2年ぶりの小さいツアーです。

この演奏会はベルギー国境近くのオランダの街、マーストリヒトの大きな教会で、小さなオルガンを使ったマーケット・コンサートを依頼されたことが発端になっています。マーケット・コンサートはランチタイム・コンサートと同義で、教会広場の周辺に青空市場が出ている時間帯に、30分から45分のオルガン・ミニコンサートを無料か退出献金で行います。


昨年の予定が今年の夏に持ち越しになったので、オランダとベルギーの各首都での感染状況は悪化する一方ですが、来週の演奏会は持ち堪え、行われそうです。ベルギーから練習に行く時、公式PCRテストなしの場合、十二時間以上オランダには滞在できません。幸いにもマーストリヒトは車で二時間弱なので、今日はこれから練習に行きます。


元はと言えば、その教会の、地上置きの、小さなオルガンを皆さんが周囲に集まって眺めながら演奏するというコンセプトだったのです。プログラムも、「鐘」という、鐘楼の音にテーマを取った、鍵盤一つペダルなしのルネサンスからバロックの作品を準備していました。けれどもコロナ対策で大オルガンを使用することに変更になり、お客さんも教会堂の中に散らばって聴けるようにするとのこと。プログラムも変更になって「バッハとト長調」をテーマにしてほしい、と言われました。たまたま私はそういうタイトルのCDをドイツで録音してあったので、来週月曜日のランディ・ドルグもそのプログラムを弾こうと決めました。


次の日には、マーストリヒトから遠くないベルギーの街、シント・トルイデンでもランチタイム・コンサートで弾かせていただけることがのちに決まり、「バッハとト長調」を聴きたいと言っていただけたことが嬉しいです。夏らしい、爽やかな、勢いのある夏草が目に見えてくるようなトリオソナタ第6番を中心に組んだプログラムです。


そして昨日気がついたのですが、同じ週にリサイタルを弾く三つの教会が全て聖母教会、という名称なのも不思議な縁です。


詳細はイベントページをご参照ください。リンクが貼ってあるので、それぞれのオルガンの様子を見ることができます。どの楽器も、聖母教会の歴史に見合う古い楽器を大事に修復した大きなオルガンです。


それでは今週はとりあえずそのための練習ツアー(!)行ってきます!







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