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2度美味しい




一昨日の星ブログと、昨日のマリア像ブログの続きです。


8/15のマリア祭に近い日程の演奏会の最終曲が即興になっていて、そのテーマは明かされていなかったので楽しみに待っていたら、アヴェ・マリス・ステラでした。


周囲のベルギー人は、普通に「ああ昇天祭だったからね」とうんうん頷いた感じです。


七夕に「笹の葉サラサラ〜」というメロディーを聴いたら「あー織り姫と彦星」なんて自動的にわかる、ああいう感じ。


そのテーマを聴いた時わたしは急に「あれっ?今日の演奏会のテーマこれだったんだ⁉️」と気づいた。演奏はパリのノートルダム大聖堂オルガニストのオリヴィエ・ラトリー氏。


最初のバッハの6声のリチェルカーレ(フーガの技法より)。どうしてこの曲?と思うのだけど聴いてビックリ。全部の声部が聴こえるように徹頭徹尾ブリュッセル大聖堂の4段鍵盤とペダルをフル活用してレジストレーションがえらいことになっていました。オーケストラのようであり合唱のようだった。これ、パリのノートルダム大聖堂みたいな音になってた⁉️あそこの5段鍵盤とペダルの大オルガンのように?合わせて6声、とも言えるあの大きなオルガンに対するオマージュ?


そしてメシアン。「ここが聖なる場所です」という儀式のための作品。隣で聴いていたグザヴィエが唸った演奏(注・かなり珍しい)。


リストの「聖フランソワの鳥たちへの説教」自然の中で。屋根のないところで。


ヴィエルヌの太陽の讃歌。


(ちなみにここまで全部暗譜。レジストも全部自分でやられてました)


サン・サーンスの動物の謝肉祭から、水族館、風、白鳥。


エスケイシュのエヴォカシオン(繰り返し繰り返し執拗に彷彿させるというか呼びかけるというか叫ぶというか!)。


そして最後「あの海の星よ」。


私はパリの聖母大聖堂の屋根が燃えて以来ずっとラトリー氏とあと2人のオルガニストの人たちのことを思っています。状況の中でこうやって演奏し続けるラトリー氏の演奏は、おこがましいかもしれないけれどまた更に深みに突入していました。


いいえ、高みに上がっていく。マリアが昇天するというイメージは、マリアは「死ななかった」という「理屈」になるそうです。それで星なのかなとわたしは想像します。朝早く海の端に輝く金星は、イエス様という太陽の光を映して輝いている、という三題噺でした!


すごい演奏会に感謝しつつ。

桃代


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