あさひ

初めてのスマホ投稿です。片手どころか、一本指投稿。心もとない。普段は両手10本指だから、これはおそい。脳内が、俳句、じゃない、川柳枠に絞られて行くきゅーんという音が聞こえるようだ。ひとつの音が二分音符。かといって息が長くなるわけではないので、文が続かないし、単語の母音が妙に長く頭の中に聞こえ、文字がありありと眼に映る。こんなに言語感覚に変化があるんだ、と驚いたので、来週はSIRIという音声認知機能で書いてみたいし、再来週は紙に手書きで書いてからパソコンで打ち込んでみたい。
まあ、今日は書きにくいまま、スマホ練習のつもりで書きます。
あさひ、という単語は、愛用「ほぼ日手帳」のサイトで、お正月に企画される手帳みくじで引き当たったことばです。おみくじはベルギーにはないので、日本のお正月らしくてワクワクしつつ、クリックするのですが、とくに何か祈ったり願ったり敬虔な気分にはなりません。ただ何が出るかなと、既に嬉しい。
そうしたら、漢字一文字で「旭」と出て、え、となりました。残念ながら、悲しい戦争の思い出が、最初に心に浮かんだ。朝の日、と意味が同じかどうか、一瞬悩んで、大辞林で調べてしまいました。
もちろん、意味は同じだった。
つまり、朝のお日様が、今年のキーワードであると、おみくじは言った。
もともと、ほぼ日手帳みくじは、漢字一文字がでる、というルールなので、「日の出」みたいなことばは出ない。日の出ならお正月らしいが、旭だと何故か特攻隊のハチマキの柄を彷彿とさせるのは何故。
ただ、意味として良いなあと感じたので、第一印象を振り切って、日本の朝、陽が昇って行くようすを思い浮かべました。
そして、あ、そうか!と思い当たったのは、今年の夏、ベルギーから総勢15人で「日の出ずる国」へ帰国する年だということ。大晦日の食事で相談していたら、スイス人の友達が「富士山に登り、一泊して、朝日を見たい!」と発言したのだった!
彼はモン・ブランが目の前に見えるような山の上の家に行き慣れている人なので、私より日本語の山歩きの地図を読めたりして面白かったのですが、私自身はもちろん富士山登山は未経験。
夏休みの富士山は、山歩きの道が渋滞するよ、という話も聞きましたが、日本には多分一生に一度のつもりで来る人達だから、行けたらいいなと思うし、計画中の、小中高を過ごしたなつかしの国立市での演奏会も、考えたら地元「旭通り」の近くなのであった。
「あさひ」はこんなにも近くに来ていた!
(というわけで、今月末、演奏会場の日程抽選会では希望日が当たりますように、お祈りお願いします)
♪♪♪♪♪
💗 フィリエ 💗
という名前で4人のグループを5年前に始めて、まあ弦ではないがカルテットなので、「4人で結婚したのと同じぐらい続けるのは難しい」のだけどなんとかお母さんたちは頑張った。(全員子持ち)→たらこみたい😆
そしてだんだん日本ツアーの話が冗談ではなくなって行き、ついに全員の夫×4を巻き込み、家族の夏の予算をつぎ込ませることに成功し、航空券を全員で予約した年始です。だいじょぶなのか!?悪夢見ちゃうぐらい焦っている私。アンサンブルの里帰り公演、親が海外に出にくい時代になったので、引き連れて帰りたい、そんな一心だけれど、こちらから連れて行く子どもたちにとって素敵な夏休みにしてあげたいです。蝉の声とか、絶対初めて聞くだろうなあ!楽しみです。
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間(ま)のことは、 音楽の人も 文学の人も ダンスの人も、 いつも考えている。 美術の人も 考えているらしい。 武術の人も スポーツの人も 考えていると聞いた。 間とは何か? 音楽では 音がない時間 と定義できる。 自然に存在する沈黙と違い、 音楽の間は、 音と音で区切られた沈黙になる。 オルガンはリリースを 指をあげるだけでできるので、 間の前の音の長さを 精密にコントロールできる。 すると 次