• Momoyo

チェス



私は将棋をちゃんと習いたいなと思いながらも、二十歳で日本に住まなくなってすっかり機会を逃しました。子供の頃、親と花札で遊ぶ機会があり「あんたはゲームやるときっとのめり込むからやめておいた方がいい」と珍しく父親に意見されて(そういうことはほぼ言わない人だったのに)、麻雀も花札もポーカーも実はやりたくてたまらなかったのですが手を出さずじまいでした。


将棋はいまでも好きなのですが、やり方はちょっと忘れてしまいました。やり方を忘れたのは、チェスを教わったからというのもあります。似ているところが多々あり、さすが発祥が同じ(インドのゲームでしたね確か)。


夫は小学生の頃チェスのコンペに出たことがあり、開戦方法などをいろいろ暗記して知っているので、娘はそれを習って時々パパとチェスで対戦していたのですが、私はそれをいつも横でじーっと見ていました。チェスは3人ではできないから、3人目は何をするかというと、とにかく延々黙したまま観戦するのです。ゲームにのめり込む女、と父にレッテルを貼られた私は、観戦もしっかりのめり込み、この間はこうだったのに今日はこう行くんだな!など、習わぬ経を読む坊主方式でチェスのルールを知りました。


そののち、夫と二人の時間が増え、チェスを教えてもらいましたが、まあ夫が強すぎて、なかなかゲームをして勝つ喜びというのは得られません。チェスは好きでも、必ず負けるとなるとだんだんつまらなくなります。それでケータイゲームの、子供向けチェスアプリをダウンロードして練習してみました。


「そんなことしたらここの駒が取られちゃうよ!」みたいなアラートが出てくれて簡単には負けてしまわないように、子供でも「ちゃんとのめり込めるように」できています。これで練習して夫に勝てるようになるとは思えませんが、いつか来る老後に向けて?力を蓄えたいと思う私は、ボードゲームでもトランプでも、表には出しませんが、ものすごく好戦的になります。ポーカーで私が勝つと周囲はびっくりするぐらい顔には出さない(そういうゲームですしね)。開始した瞬間に全身の細胞が戦闘に向かうあの感じは、「本物の戦争だけは絶対開始してはいけない理由」がわかるぐらいの、生き生きした感情。


写真のように道路に並べてあるチェスの駒は、多分、実際に使って遊ぶこともできます。滅多に使っているのを見ないので、お洒落だから置いてあるという部分もあるのでしょうが、横を通るたびに「ああ、夫を倒さねば」と思う私って。

仲は睦まじい方だと思うのに(笑)

皆さんはお連れ合いとゲームしたりしますか?

桃代



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