top of page
  • 執筆者の写真Momoyo

異質

私はヨーロッパでは

ガイジンだし、

演奏家の仲間の間では

オルガニストだしで、


常に、異質な空気を

作り出すことができる、

というか、


作り出すことが

うまいと言っても

過言ではない。


どう思いますか?


異質な感じ


をもっと説明すると、


自分では

普通に喋っているのに、

「えっ…?」

という空気が流れ、

沈黙が少しの間生まれる、

ということです。


異質な感じとか違和感、

という時、

大抵は良くないこと

を思い浮かべる。


けれども

30年ガイジンをやり、

オルガニストをして、

そんな瞬間が何となく

好きになって来たのです。


つるむとか、

ダレるとか、

読めてしまう、


ことの方が、

最終的には、

健康を蝕む。

閲覧数:81回0件のコメント

最新記事

すべて表示

3月1日(日) 教会で、子供達に「砂漠を40日歩こう」の歌を教える。 私の仏語の発音を一つ、小さい子が(小さい声で)直してくれた。 か…可愛い〜。心がほっこりした、受難節第一週の日曜日。 3月2日(月) オルガンコンサートのアシスタント。 フランツ・リストの作品を聴いていたら、 疫病の多い時代、リストも苦労したよねと急に思う。 数日後に日本に行く予定なので、午後は春服を何枚か買った。 でも、音楽院

間(ま)のことは、 音楽の人も 文学の人も ダンスの人も、 いつも考えている。 美術の人も 考えているらしい。 武術の人も スポーツの人も 考えていると聞いた。 間とは何か? 音楽では 音がない時間 と定義できる。 自然に存在する沈黙と違い、 音楽の間は、 音と音で区切られた沈黙になる。 オルガンはリリースを 指をあげるだけでできるので、 間の前の音の長さを 精密にコントロールできる。 すると 次

bottom of page