• Momoyo

逆説

もう日本時間では大晦日の日ですね。


さてそんな慌ただしい本日、

最新コロナ対策下の

文化行事について、

喧々諤々(けんけんがくがく)

だったベルギーでは。


12月22日に出た

「12月26日から1月末まで、

コンサート類は全て禁止」

の決断を全て覆し、

「それは行き過ぎであった」

と言って以前のルールに

戻りました。


今日は30日なので、

全ての文化施設は

26日から30日の五日間、

クローズしただけで済みました。


だけで済みました、


と書き、その間にキャンセルになった

無数のクリスマスコンサートを

今から数えようとは思いません。


クリスマス前に

どれだけ準備して、

これらの公演を可能にするか、

演奏する側から見ていれば

「だけで済んだ」

どころじゃないです。


ですが、私たちにとって

一番混乱したのは、

200人までの演奏会と、

50人までの演奏会、

という二つのカテゴリーについて、

今日の今日まで詳しく言及されて

いなかったことです。


(初日は、裁判に持ち込んだ

劇場のみが再開されるという発表だけでした)


ランディドルグ・コンサートという

教会の無料ランチタイム演奏会を

1月いっぱい休みにする決断について、

再考するべきなのかどうか

わかりませんでした。


(禁止になった時点で、もちろん

お休みの発表をしていたのです)


そして、再考しました。


結論から言うと、

1月のランディドルグは

お休みです。


なぜかと言うと、

50人までの小規模な

コンサートはCSTと呼ばれる、

コヴィド・セーフ・チケット提示が

義務ではないからで、

そのおかげで

教会にお祈りしに来る人と、

オルガンを聴きに来る人と、

両方を兼ねて来る人の

仕分けをせずに済んでいたのが、


だんだん明らかに50人以上の

聴きたい人が来て、

教会に入れない状況に

なりつつあったからです。


教会に来た人を、

CSTで入場制限するということは

今のところ教会側は考えられない、と

いう立場で、町の教会というのは

人が勝手に出たり入ったりして

お祈りする権利をものすごく

大切にしているからですし、

政府も教会の集まりに対しては

お葬式、結婚式を含めて

規制を行ってはいません。

マスク厳守、ディスタンスを取る、

などのことが行き渡り、

そこで感染が起きた例もないからだと思います。


そこを週に一度だけ、

ミサではなく

オルガン音楽で満たすのが

ランディ・ドルグなので、

51人目に聴きに来た方に

「入らないでください」

と言うのは私たちには無理、

という結論に至りました。


演奏会のある月曜日が

近づくたびに、

「できるだけ広報を

控えねば」

「お客さんが少なく

来ますように」

と考えながら準備する、

そんなひどい矛盾はありません。


外部のオルガニストが

予定されていた1月10日の

演奏会は、弾く方たちは

「規制が撤回されたなら行いたい」

という見解でしたが、

(普通はそうです)

延期にさせてもらいました。


それは素敵なコンサートに

なる予定だったので、

できるだけ人が来ないことを想定する、

そんな逆説的な企画は

できれば遠慮したいからです。


急に「やっぱりやってもいいよ」

と言われ、

「1月は31日から再開です」

とお知らせを出した後に、

また覆して10日から行うのは

どんなものかなあ、

と、頭を悩ませました。


昨年7月には人数制限200人だったのが、

だんだん変化して12月には50人になり、

それでもなんとか12月の20日のコンサートまで、

だましだまし、遂行しました。


これから先、

警察のチェックが入らないとも

限らない中、

「この方はお祈りしています」

「この方は演奏会を聴いています」

そんなことで揉めて教会で

祈ることができなくなることに

繋がったら、最悪じゃないですか?


その点で、主催者の意見は一致しました。


200人を入れて、CSTの義務づけをし、

チケット売りをして演奏会を企画することは

もちろんできます。


でも、経験上一番大変なのは、

教会が閉館した後の演奏会の運営で、

それにはチケット売り、

広報、充実したプログラムの印刷、

全てが含まれるので、

ランチタイムからそちらに

移行する余裕は私たちは

持っていません。


こうして書き出すのに1時間ほど

かかって書いていますが、

みんなで電話しながら

相談するのに5時間ぐらい

かけました。


文化文化と言いますが、

一旦流れのできたものを

止められるのは

創造に関わるものにとって

最も辛い。


作るのは簡単ですが、

それをおおやけのものに

かたちづくる、

それが文化という受け皿に

うまく入っている状態が、

今までは幸せだったんだなあ。


そう学ぶような、

また去年の外出禁止の時とは

違う、考えさせられる

年末です。


少し読むのが難しい

ブログになってしまいましたね!


桃代















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